【ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編】前半のギャップが激しいホラーアドベンチャー
連続殺人ノベルとして非常に有名なサウンドノベル
「ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編」をAndroidアプリに移植した
ゲームを紹介します。
アニメやコミックで既知の方も多く、世界中で人気があるこの作品が
満を期してゲームアプリとして登場しました。
知っている方も、初めて知った方も是非一度はやっていただきたい
ホラーゲームだと思います。
物語の初めは都内から雛見沢村に転校して来た前原圭一と
個性的な「部活」の仲間たちの日常を描かれていますが、
中ほどから後半にかけて突如発生する奇妙な事件がジェットコースターで
進行し、そのギャップの大きさが恐怖を際立たせています。
なお、クリア後には登場人物が客観的推理を披露する「
お疲れ様会」とミニゲーム「れなぱん」がWindows版のみ追加されている模様です。。、
ゲームの流れ
昭和58年初夏、少年、前原圭一は両親と一緒に東京から、
××県鹿骨市の県境にある寒村、雛見沢村に引っ越してきた。
雛見沢村の人口は約2000人弱たらずだが都会育ちの圭一は村の生活を楽しんでいた。
そんなある日、圭一は同じ分校の同級生である竜宮レナとともにレナの趣味である
「宝探し」に付き合うことになり、村外れにある山へに向かう。
そこは廃棄物の山であった。レナの目的は「ケンタくん人形」というもの。
その人形を取り出すのに時間がかかるため、レナは自宅へ道具を取りに向かう。
その間に圭一は写真家・富竹ジロウと出会う。
富竹から、この土地でかつて予定されていたダム計画があったこと、
またその時期に殺人事件があったことなどいろいろと聞かされる。
猟奇的な殺人事件に興味がわいた圭一は廃棄物の山から雑誌を取り出し
約5年前に起こった事件を知ることとなる。
毎日、緩く過ごしていた日々が少しづづ狂いだして……
物語の前半は村の仲間たちとの日常が描かれていて、
雛見沢村をエンジョイしている物語になっており、極めて平和な雛見沢村ライフに
浸ってもらう感じです。
そして物語の中ほどから事件が起こり、ストーリーが急展開していきます。
前半と、後半のギャップが大きく思わず「同じ、物語?」って感じになってきます。
前半については物語を読むだけなので特に問題はないのですが、
中盤からはちょっとスキップしたいとか、
文字の調節とかの説明がなくて少し残念です。
終わりに……
キャラクターデザイン、画面の構成、音楽やまた、全体の雰囲気などは
原作のPCソフト版に近いですね。
個性ある魅力的なキャラクターの掛け合いや、ノスタルジックな田舎の
雰囲気と相反するグロテスクな虐殺シーン(個人的には目を覆う)のギャップを
スマホでもその世界観を失わず楽しめるでしょう。
同人ゲームからTVアニメ、コミック化と様々なメディアで人気を得た
「ひぐらし」シリーズの原点を手軽にスマホで楽しんでください。