【ルーンの瞳】瞳を駆使しモンスターから逃げろ!
とにかく絵がきれい!
放棄された不気味な大邸宅、不気味な古い病院
「ルーンの瞳」は暗闇に閉ざされた不気味な洋館や病院の中を舞台にし、
モンスターから逃げながらコインを集めてゆくホラーアドベンチャーゲームです。
パソコンで人気のあるホラーゲーム「アイズ」の移植版ですね。
このゲームは全体にモノトーン基調でシンプルに表現され
グラフィックスもかなり綺麗になっており、その演出が逆に恐怖を
倍増させているゲームになっています。
洋館などの中をただひたすら逃げまくり、その途中で金貨
(巾着袋?はじめ見たときツボかと思いましたが)を拾って脱出するゲームで、
その金貨を一定数集めないと脱出ができません。
また、やれることは逃げるだけで攻撃はできません。
単純な設定なのですが、その中に人間の奥底にある恐怖心をあおる
ホラーゲームに仕上がっています。
ゲームの流れ(とにかく逃げろ!)
古びた広大な洋館の図面作成を友人から依頼され、出向きますがそこには
得体の知れないモノから命を狙われることとなります。
(いつも思うがなぜ夜に行く……)この場所から脱出するにはコインが
そのステージに示された数必要であり、正体不明のモノがさまよっている
洋館から脱出しましょう。
すでに廃屋になって月日が経過しているためか洋館の中は暗く
(部屋を探索するのになぜ、ライトを持っていかない……)、
うすぼんやりと見えるかすかな情景を頼りに移動していくことになります。
部屋の中や廊下を探索して、コインを集めて行きましょう。
無彩色でモノトーンの画面が、不安な気持ちを否が応でもあおられ孤独の中で
最善の決心をしていきながらゲームを進めていってください。
途中にある目のシンボルを見つけたら必ずゲットしていってください。
これは「ルーンの瞳」と呼ばれこれを使うとモンスターの視界を一定時間
見ることができ、モンスターがどこにいるのかを不明瞭ながらわかるように
なっています。
また、敵が接近してくると(同じ階にいたり)物音がしたり、
プレイヤーの呼吸が荒くなってくるとモンスターがすぐ近くにいることを
知らせてくれたりします。
もし、モンスターに見つかってしまうと「走って」とメッセージが表示されるので
全力で逃げてください。先に言いましたとおり戦う選択肢がないので、
ただひたすら逃げなければなりません。
捕まるとゲームオーバーになってしまいます。
このゲームのステージは洋館のほか廃病院などもあり、敵も幽霊やモンスターなどが
出現します。
また、ランダムな組み合わによる多彩な敵の種類を楽しめるよう工夫がされています。
このゲームもそうですが、この手のヤツは一人部屋でプレイするのがいいですね。
なぜなら、電車の中とか人のいる場やると不意に大声が出てしますと思いますから……
恐怖溢れる暗くて重厚感ある雰囲気と、平常心をことごとく消失させられる音楽と
ともに不気味なモンスターどもの声と音を体験して下さい。
結構、病みつきになりますよ。
言い忘れましたが、廃病院のステージには新アイテムの「クスリ」が適時おいてあり、
それを服用することにより、特殊能力が一定時間持続するので、それらを駆使し
モンスターから逃げましょう。また、エンドレスモードという金貨を取りまくる
ミニゲームもあるのですが、なにしろ世界中のプレイヤーたちのレベルが高すぎて……
半端ないです!(自分は一回やっただけで心が折れました……)
まとめ
モンスターが近くにいる時の恐怖感は一流
モンスターたちの不気味な声やヤツが同じ階にいると家具食器などが
揺れるといった細かな配慮などがプレイヤーの恐怖を煽る演出がすばらしい。
一寸先は闇とはまさにこのこと
ただでさえ視界は悪く、ライトもない状況の中でどこからあらわれるかも
知れないモンスターを避けつつ金貨をゲットして出口までたどり着くと
安堵感と達成感が同時に味わてます。
「ルーンの瞳」は雰囲気抜群なホラーゲームなので、上級者は静かな部屋で明かりを
消してプレイしてみてください。